C-HRオーナーの皆さん、「キャンプ用品が車内に入りきらない」「スキー板を運ぶのに困っている」といった悩みはありませんか?
そんな時の救世主がルーフラック(車の屋根に取り付ける荷物運搬用の装置)です。しかし、適当に選んでしまうと思わぬトラブルの原因になることも。
この記事では、C-HRに最適なルーフラックの選び方から、安全で効率的な積載テクニックまで、実際の使用経験をもとに詳しく解説します。
正しい知識を身につけて、安心してアウトドアライフを楽しみましょう。
目次
C-HRのルーフラック選びで失敗しない3つのポイント

1. 耐荷重性能を最優先に考える
C-HRの場合、ルーフラック使用時の最大積載量は使用するベースキャリアによって異なります。
一般的には以下の範囲となります。
実際の積載可能重量の例
- THULE製ベースキャリア使用時:最大75kg(ルーフラック本体重量含む)
- TERZO/INNO製ベースキャリア使用時:最大30kg(アタッチメント+積載物の総重量)
- USトヨタ純正ルーフラッククロスバー:最大24kg
計算例(THULE製75kg対応の場合)
- C-HRの最大ルーフ耐荷重:75kg
- ルーフラック本体重量:約15kg
- 実際の積載可能重量:約60kg
重要な注意点
*車種とベースキャリアの組み合わせによって耐荷重が大きく異なるため、必ず購入前に適合表で確認してください。
「このくらいなら大丈夫だろう」という推測は危険です。
2. C-HR専用設計の製品を選ぶ
汎用品ではなく、C-HR専用に設計されたルーフラックを選ぶことが重要です。
信頼できるブランド例
- THULE(スーリー):世界的に有名なルーフラック専門メーカー
- YAKIMA(ヤキマ):アメリカ発の老舗ブランド
- TERZO(テルツォ):日本の代表的なカーキャリアメーカー
これらのメーカーはC-HRの純正ルーフレール(屋根の左右に付いているレール状の部品)との適合性を十分に検証しているため、安全性が確保されています。
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3. 使用目的に合わせたタイプ選択
ルーフラックには主に3つのタイプがあります
ルーフボックス
- 完全密閉型で防水性抜群
- 盗難対策にも効果的
- 価格は高めだが利便性は最高
ルーフバスケット
- オープン型で積載の自由度が高い
- 比較的安価
- 防水カバーが別途必要
専用キャリア
- スキー板やサーフボード専用
- 特定の用途に特化した設計
- 使用頻度が高い方におすすめ
知って得する積載効率アップの裏ワザ

カーゴネット活用術
「荷物がバラバラになって困る」という経験はありませんか?そんな時に威力を発揮するのがカーゴネット(荷物固定用の網)です。
効果的な使い方
1. 荷物をルーフバスケットに配置
2. カーゴネットで全体を覆う
3. バンジーコード(伸縮性のあるコード)で細部を固定
この方法により、複雑な形状の荷物でもしっかりと固定できます。
重心バランスを意識した積載法
安全な積載のためには、荷物の配置が重要です。
基本ルール
- 重い荷物は車体中央に配置
- 左右の重量バランスを保つ
- 長い荷物は進行方向に平行に置く
「車がふらつくな」と感じたら、荷物の配置を見直してみてください。
風切り音を減らすテクニック
高速道路で気になる風切り音。これを軽減する方法があります:
1. 荷物の形を整える:角張ったものは布で包む
2. エアロ効果のあるカバーを使用:風の流れを整える
3. 速度を抑えめにする:通常より10km/h程度減速
これらの対策により、快適なドライブが実現できます。
雨の日でも安心の防水対策
完璧な防水パッキング術
雨天時の荷物運搬で最も大切なのは防水対策です。
二重防水システム
1. 荷物をビニール袋に入れる(第一層)
2. 防水バッグに収納(第二層)
3. 全体を防水カバーで覆う(第三層)
「大事な荷物が濡れてしまった」というトラブルを防ぐため、特に電子機器や衣類には念入りな防水対策を施しましょう。
雨天時の運転注意点
ルーフラックに荷物を積んだ雨の日の運転では、以下の点に注意が必要です:
- 速度を通常より10~15km/h下げる
- 車間距離を通常の1.5倍程度開ける
- 急ブレーキ・急ハンドルを避ける
- 定期的に荷物の固定状況をチェック
車高が上がることで横風の影響も受けやすくなるため、慎重な運転を心がけてください。
取り付け時の重要な注意点
正しい取り付け手順
C-HRへのルーフラック取り付けは、正しい手順を守れば30分程度で完了します。
基本手順
1. 車のルーフレールを清掃
2. 専用クランプをルーフレールに固定
3. ベースキャリア(ラックの土台)を設置
4. ルーフラック本体を取り付け
5. 全体の固定状況を最終確認
絶対に守るべき安全チェック項目
取り付け後は必ず以下の点を確認してください
チェック項目
- [ ] 全てのボルトが指定トルクで締まっているか
- [ ] ラック本体にガタつきがないか
- [ ] 車体に傷がついていないか
- [ ] 積載重量が制限内に収まっているか
「面倒だな」と思うかもしれませんが、このチェックを怠ると深刻な事故につながる可能性があります。
よくあるトラブルと対処法
積載中の荷物のズレ防止
原因: 固定が不十分、または荷物の配置が悪い
対処法
- バンジーコードを対角線状に配置
- 荷物同士を密着させて配置
- 定期的な固定状況の確認
風切り音の発生
原因: 空気の流れが乱れている
対処法
- エアロデザインのルーフボックスに変更
- 荷物の表面を滑らかにする
- 走行速度を調整する
燃費の悪化
原因 空気抵抗の増加
対処法
- 使わない時はルーフラックを外す
- 流線形のデザインを選ぶ
- 不要な荷物は積まない
まとめ:安全で快適なC-HRライフを
C-HRのルーフラック選びと積載のポイントをまとめると
選び方の基本
- 耐荷重性能を最優先
- C-HR専用設計の製品を選択
- 使用目的に合ったタイプを選ぶ
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積載のコツ
- カーゴネットとバンジーコードを活用
- 重心バランスを意識した配置
- 防水対策は二重三重に
正しい知識と適切な使用方法を身につければ、C-HRのルーフラックは素晴らしいカーライフのパートナーになります。
アウトドアや旅行をより快適に楽しむため、今回紹介したポイントをぜひ実践してみてください。安全第一で、充実したドライブライフをお楽しみください!
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