トヨタC-HRは、個性的なデザインと走りの良さで人気を集めたコンパクトSUVです。
2016年12月に発売され、2019年10月にはマイナーチェンジを実施。国内向けモデルは2023年7月下旬に生産終了となり、現在は中古車で探すモデルになっています。

C-HRは中古車市場でも流通台数があり、前期型・後期型、ガソリン車・ハイブリッド車、2WD・4WDなどから選べます。
ただし、同じC-HRでも年式やグレードによって装備や価格が変わるため、どのグレードを選ぶかが大切です。
この記事では、C-HRを中古で購入するときのおすすめグレードや、購入前に確認したいポイントを紹介します。
C-HRはどんな車?




C-HRは、トヨタのTNGAプラットフォームを採用したコンパクトSUVです。
クーペのようなスタイリングと、SUVらしい力強さを組み合わせたデザインが特徴です。
| 発売 | 2016年12月 |
|---|---|
| ボディタイプ | コンパクトSUV |
| 乗車定員 | 5名 |
| エンジン | 1.2Lターボ / 1.8Lハイブリッド |
| 駆動方式 | 2WD / 4WD |
| 国内生産終了 | 2023年7月下旬 |
C-HRには、大きく分けて「1.2Lターボのガソリン車」と「1.8Lハイブリッド車」があります。
- 1.2Lターボ:8NR-FTS型 直列4気筒 直噴DOHCターボ
- 1.8Lハイブリッド:2ZR-FXE型 直列4気筒DOHC+モーター
4WDは主に1.2Lターボ車に設定されており、ハイブリッド車は基本的に2WDです。
前期型と後期型の違い
C-HRは2019年10月にマイナーチェンジしています。
中古車を選ぶときは、前期型と後期型の違いを知っておくと選びやすいです。
| 区分 | 年式 | 特徴 |
|---|---|---|
| 前期型 | 2016年12月~2019年9月 | 中古車台数が多く、価格を抑えた車両を探しやすい |
| 後期型 | 2019年10月~2023年7月 | デザイン変更、ディスプレイオーディオ標準装備、GR SPORT追加 |
2019年10月のマイナーチェンジでは、主に以下の点が変更されました。
- フロント・リアまわりのデザイン変更
- ディスプレイオーディオを全車標準装備
- 1.2LターボFF車に6速iMTを追加
- GR SPORTグレードを新設定
- 安全装備や運転支援装備を一部充実
価格を重視するなら前期型、装備や新しさを重視するなら後期型が候補になります。
C-HRの主なグレード




C-HRの主なグレードは、ハイブリッド車の「S」「G」、ガソリンターボ車の「S-T」「G-T」です。
| グレード | パワートレイン | 特徴 |
|---|---|---|
| S | 1.8Lハイブリッド | 装備と価格のバランスが良い標準グレード |
| G | 1.8Lハイブリッド | 快適装備や内装の質感を重視した上位グレード |
| S-T | 1.2Lターボ | 価格を抑えやすいガソリンターボの標準グレード |
| G-T | 1.2Lターボ | ガソリンターボで装備も重視したい方向け |
| GR SPORT | 1.8Lハイブリッド / 1.2Lターボ | 専用足回りや専用内外装を備えたスポーティグレード |
中古車で探す場合は、年式・走行距離・修復歴・保証内容によって価格が大きく変わります。
新車価格や中古車相場は時期によって変わるため、購入前に中古車検索サイトや販売店で最新の支払総額を確認してください。
中古でおすすめのグレードは?




C-HRを中古で選ぶなら、まず候補に入れたいのはハイブリッドのSです。
Sは標準グレードですが、普段使いに必要な装備が揃っており、燃費と価格のバランスが取りやすいグレードです。
トヨタの安全装備であるToyota Safety Sense Pも設定されており、初めてC-HRを選ぶ方にも検討しやすいグレードです。
燃費と静粛性を重視するならハイブリッド




街乗りが多い方や、燃費を重視する方にはハイブリッド車が向いています。
ハイブリッド車は発進時や低速走行時の静かさも魅力です。
中古車ではガソリン車との価格差が小さい車両もあるため、総額と状態を見ながら比較するといいです。




価格を抑えたいならS-T
購入価格を抑えたい方は、1.2LターボのS-Tも候補になります。
S-TはC-HRの中では比較的シンプルなグレードで、中古車価格を抑えやすい傾向があります。
ただし、装備内容は車両によって差があるため、LEDヘッドランプ、ナビ、バックカメラ、アルミホイールなどの有無を確認してください。
装備を重視するならG・G-T
内装の質感や快適装備を重視するなら、GまたはG-Tがおすすめです。
G系グレードは、上級ファブリックと本革を組み合わせたシート表皮や、ブラインドスポットモニターなどの装備が設定されている車両があります。
中古車としてはS系より価格が高めになりやすいですが、満足感を重視する方には選びやすいグレードです。
走りを楽しみたいならGR SPORT
スポーティな見た目や走りを楽しみたい方は、後期型のGR SPORTも候補になります。
GR SPORTは専用の19インチタイヤ、専用サスペンション、専用内外装などを備えたグレードです。
中古車台数は多くないため、条件に合う車両を見つけたら、修復歴やタイヤ・足回りの状態をしっかり確認しましょう。
ガソリン車とハイブリッド車はどちらがいい?
C-HR選びで迷いやすいのが、ガソリン車とハイブリッド車の違いです。
| タイプ | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 1.2Lターボ | 走りのフィーリングを楽しみたい方、4WDを選びたい方 | ハイブリッドより燃費面では不利になりやすい |
| 1.8Lハイブリッド | 燃費、静粛性、街乗りの扱いやすさを重視する方 | 4WDの設定がないため、降雪地域では使い方を考える必要がある |
燃費や静かさを重視するならハイブリッド車、走りや4WDを重視するなら1.2Lターボ車が選びやすいです。
C-HRの燃費に関する記事はこちら




2WDと4WDはどちらを選ぶ?
C-HRは2WD車の流通台数が多く、条件に合う車両を探しやすいです。
降雪地域に住んでいる方や、冬に山間部へ行く機会が多い方は4WDも候補になります。
一方で、街乗り中心で雪道を走る機会が少ないなら、無理に4WDにこだわらず、2WDの中から状態の良い車両を探すのも現実的です。
- 選択肢の多さを重視するなら2WD
- 降雪地域や坂道の多い地域なら4WDも検討
- 燃費や価格を重視するならハイブリッド2WDも候補
- 4WDは流通台数が少なめなので条件を広げて探す
C-HRの中古車選びのポイント




C-HRの中古車を選ぶときは、価格だけで判断しないことが大切です。
中古車は1台ごとに状態が違うため、年式・走行距離・修復歴・保証・整備履歴を確認しましょう。
走行距離を確認する
走行距離は中古車の状態を判断する目安のひとつです。
一般的には、1年あたり8,000km~1万km程度を目安にすると比較しやすいです。
ただし、走行距離が少ない車でも、メンテナンス不足や長期間放置されていた車は注意が必要です。
年式と走行距離のバランスを見て、整備記録簿が残っている車を選ぶと安心です。
修復歴の有無を確認する
中古車では、修復歴の有無を必ず確認してください。
修復歴とは、車の骨格部分にあたる部位を修理または交換した履歴のことです。
修復歴ありの車は価格が安いことがありますが、走行安定性や売却時の査定に影響する場合があります。
購入時は、修復歴の有無だけでなく、どの部分を修理したのかも確認しましょう。
水害車・冠水車に注意する
近年は大雨による水害も増えており、中古車選びでは冠水歴にも注意が必要です。
車内の異臭、シート下のサビ、電装系の不具合、トランク内の汚れなどは確認しておきたいポイントです。
不安がある場合は、第三者機関の鑑定書付きの車両や、認定中古車を選ぶと安心感があります。
車検と保証を確認する
中古車の価格を見るときは、車両本体価格だけでなく、支払総額を確認してください。
車検が切れている車は、購入時に車検費用が必要になる場合があります。
また、保証付きの車両でも、保証期間や保証範囲は販売店によって異なります。
- 車検残があるか
- 支払総額に何が含まれているか
- 保証期間はどれくらいか
- ハイブリッド機構や電装品が保証対象か
- 納車前整備の内容は明確か
タイヤや消耗品も確認する
C-HRは17インチ、18インチ、19インチなど、グレードによってタイヤサイズが異なります。
タイヤの残り溝が少ない車は、購入後すぐにタイヤ交換費用がかかることがあります。
バッテリー、ブレーキパッド、ワイパー、エアコン、ナビ、バックカメラなども確認しておきましょう。




安いC-HRを探すときの注意点
中古のC-HRを安く探すなら、前期型のSやS-Tは候補に入りやすいです。
ただし、極端に安い車には理由があることもあります。
- 走行距離が多い
- 修復歴がある
- 車検が切れている
- 保証が付いていない
- タイヤや消耗品の交換時期が近い
- ナビや安全装備が希望条件と合わない
価格だけで決めず、購入後にかかる費用まで含めて考えることが大切です。
支払総額が安くても、納車後すぐにタイヤ交換や車検、修理が必要になると、結果的に高くなることがあります。
C-HRを探すなら中古車提案サービスも便利
条件に合うC-HRを効率よく探したい場合は、中古車販売店の提案サービスを利用する方法もあります。
希望の年式、グレード、走行距離、ボディカラー、予算を伝えることで、条件に近い車両を探してもらえます。
特にC-HRはグレードや年式で装備が変わるため、自分で探すのが不安な方は、販売店に相談しながら選ぶと安心です。
現車確認ができる場合は、外装、内装、タイヤ、下回り、修復歴、保証内容をしっかり確認してください。
まとめ
C-HRは、デザイン性と走りの良さを両立したコンパクトSUVです。
国内向けモデルは2023年7月下旬に生産終了しているため、現在は中古車で探す車になります。
中古でC-HRを選ぶなら、燃費と価格のバランスが良いハイブリッドのS、装備を重視できるG、価格を抑えやすいS-Tなどが候補です。
- 価格重視なら前期型のS-TやS
- 燃費重視ならハイブリッド
- 装備重視ならGやG-T
- 走りと見た目重視ならGR SPORT
- 降雪地域なら4WDも検討
中古車は1台ごとに状態が違います。年式、走行距離、修復歴、保証、整備履歴、タイヤや消耗品の状態を確認して、自分に合ったC-HRを選んでください。








