【C-HR】ハブベアリングの異音と交換費用|原因と対処法を徹底解説

【C-HR】ハブベアリングの異音と交換費用|原因と対処法を徹底解説

「C-HRを走らせると、ゴーッという音が聞こえる」

「速度を上げると異音が大きくなる」

「ハブベアリングを交換すると、いくらかかる?」

このような症状がある場合は、ハブベアリングが劣化している可能性があります。

ハブベアリングはタイヤとホイールをスムーズに回転させながら、車重を支える重要な部品です。

劣化すると「ゴー」「ゴロゴロ」といった走行音が発生することがありますが、タイヤのロードノイズやドライブシャフト、ブレーキなど別の部分が原因の場合もあります。

そのため、異音だけでハブベアリング故障と決めつけないことが大切です。

この記事では、C-HRのハブベアリングから発生する異音の特徴、交換費用、寿命の考え方、車検への影響について紹介します。

目次

C-HRのハブベアリングとは?

C-HR

ハブベアリングは、ホイールの中心部分にあるハブと車体側をつなぎ、タイヤを滑らかに回転させるための部品です。

走行中は車体の重量を支えながら高速で回転するため、長期間使用すると摩耗や損傷が発生することがあります。

C-HRでは前輪だけでなく、後輪にもホイールベアリングがあります。

FF車だから前輪だけにベアリングがあるわけではありません。

国内仕様のC-HRにはFFと4WDがありますが、駆動方式にかかわらず各車輪を支えるためのベアリングが使用されています。

C-HRのハブベアリング異音の特徴

ハブベアリングが劣化すると、走行時に音が発生する場合があります。

代表的なのが、以下のような低い連続音です。

  • 「ゴー」
  • 「ゴロゴロ」
  • 「ウォーン」

特に特徴的なのは、エンジン回転数ではなく車速に合わせて音が変化することです。

アクセルを戻しても、車速が高いままで異音が続く場合は、タイヤやハブベアリングなど回転部分から音が出ている可能性があります。

速度を上げると音が大きくなる場合

C-HR

ハブベアリングの異音は、速度が上がるにつれて大きく聞こえることがあります。

例えば40km/hでは少し気になる程度でも、60〜80km/hになると「ゴーッ」という音がはっきりするケースがあります。

ただし、タイヤの偏摩耗や古くなったタイヤでも似たようなロードノイズが発生します。

特にスタッドレスタイヤやオールテレーン系タイヤ、偏摩耗したタイヤではハブベアリング異音と区別しにくいことがあります。

音だけで判断せず、リフトアップしてガタや回転状態を確認するのが確実です。

カーブで音が変化することもある

ハブベアリングの状態によっては、左右へハンドルを切った際に音の大きさが変化することがあります。

カーブを曲がると左右の車輪にかかる荷重が変わるためです。

ただし、「右カーブで音が大きくなったから必ず左ベアリング」というように、音だけで故障側を断定するのはおすすめできません。

タイヤやドライブシャフトなど別の部品でも似た症状が出るため、最終的には点検で判断します。

タイヤのガタつきがある場合は要注意

ハブベアリングの摩耗が進むと、ホイールにガタが出る場合があります。

車両をリフトアップした状態でタイヤを上下方向などに動かし、異常なガタがないか確認します。

ただし、タイヤのガタはハブベアリングだけでなく、ボールジョイントや足回りの部品が原因になることもあります。

自己判断せず、整備工場で原因を切り分けてもらうのがおすすめです。

ABS警告灯が点灯することはある?

C-HRでABS警告灯が点灯したからといって、ハブベアリング故障とは限りません。

ABS警告灯は、ABSやブレーキアシストシステムに異常が検出された場合に点灯します。

一方、ハブユニットや車輪周辺にはABSの車輪速センサーに関係する部品が組み合わされている場合があります。

そのため、ハブ周辺や車輪速センサーに異常があればABS警告灯につながる可能性はあります。

ただし、「ABS警告灯=ハブベアリング故障」ではありません。

警告灯が点灯した場合は、診断機などで故障コードを確認する必要があります。

C-HRのハブベアリングに寿命はある?

ハブベアリングには、

「8万kmになったら必ず交換」

「10万kmで寿命」

といった決まった交換時期はありません。

使用環境によって劣化速度が大きく変わるためです。

悪路走行が多い車、縁石への強い衝撃を受けた車、大径ホイールやタイヤを装着している車などは、足回りへの負担が大きくなる可能性があります。

一方で10万km以上走行していても、異音やガタがなく問題なく使用できている車もあります。

そのため、走行距離だけではなく現在の状態で判断することが重要です。

10万kmを超えたら点検した方がいい?

10万kmだから交換が必要というわけではありません。

ただし、C-HRの初期型は2016年に登場しているため、2026年時点では年数が経過している車両も増えています。

10万km前後走行していて、以下のような症状があるなら、ハブベアリングを含めて足回りを点検するのがおすすめです。

  • 走行音が以前より大きくなった
  • 高速道路で「ゴー」という音がする
  • タイヤ周辺にガタがある
  • 車体に振動を感じる

C-HRのハブベアリング交換費用はいくら?

交換費用は、型式、前後、交換する部品、純正・社外品、依頼する店舗によって異なります。

社外のハブベアリングやハブユニットでは、片側1万円前後から販売されている製品もあります。

ただし、これは部品だけの価格です。

交換には工賃が必要になり、固着の状態や作業内容によって費用も変わります。

C-HRでは、部品代と工賃を合わせて片側3万円〜5万円前後を一つの目安として考えると分かりやすいです。

ただし、純正ハブユニットを使用する場合や、固着が激しい場合、関連部品も交換する場合は5万円を超える可能性があります。

正確な金額は車両を確認してもらい、見積もりを取ってください。

フロントとリアでは費用が違う?

フロントとリアでは部品番号や構造が異なるため、費用も変わります。

ただし、

「フロントは必ず高い」

「リアは必ず安い」

とは限りません。

型式や駆動方式、使用するハブユニットによって部品価格や作業内容が変わるためです。

見積もりを依頼するときは、前後どちらのベアリングなのかを確認してください。

C-HRは型式によって部品が異なる

C-HRには複数の型式があります。

型式 主な仕様
ZYX10 1.8Lハイブリッド・FF
ZYX11 1.8Lハイブリッド・FF
NGX10 1.2Lターボ・FF
NGX50 1.2Lターボ・4WD

同じC-HRでも、型式や年式、前後によって適合するハブベアリングが異なります。

ネット通販で購入するときは「C-HR用」という表示だけで判断せず、車検証の型式・初度登録年月・車台番号などを確認してください。

左右同時交換は必要?

ハブベアリングは、片側だけ交換しても問題ありません。

ショックアブソーバーのように、左右の減衰性能をそろえることを目的として必ず左右セットで交換する部品ではありません。

右側だけ異音やガタがあり、左側が正常なら、右側だけ交換することも一般的です。

ただし、同じ走行距離・同じ使用環境で使われているため、一方が劣化している場合は反対側も状態を確認してもらうと安心です。

「片側が壊れたから左右両方を必ず交換する」という必要はありません。

異音を放置するとどうなる?

軽い異音だけの段階では走行できるケースもあります。

しかし、摩耗が進むとガタが大きくなったり、回転が滑らかでなくなったりする可能性があります。

さらに進行すれば、ハブや周辺部品にも負担がかかります。

異音が出たから直ちにタイヤが外れるわけではありません。

ただし、ホイールベアリングは車輪を支える重要部品なので、著しいガタや損傷を放置して走行するのは危険です。

異音を感じたら、「あと何km走れるか」を考えるより早めに原因を確認してください。

異音が出てからどのくらい走れる?

「ゴーという音が出ているけれど、あと1,000kmくらい走れる?」

と気になる方もいるかもしれません。

しかし、異音発生後に安全に走れる距離を一律に示すことはできません。

軽度の摩耗の場合もあれば、すでに大きなガタが発生している場合もあるからです。

特に、以下のような場合は長距離走行を避け、早めに点検を受けてください。

  • 異音が急に大きくなった
  • 車体に振動が出る
  • タイヤにガタがある
  • ハンドルに違和感がある

ハブベアリングの異常は車検に影響する?

車検では、単に「異音が聞こえるか」だけで判断するわけではありません。

ホイールベアリングに著しいガタや損傷がある場合や、車輪の回転が円滑でない場合は、車検で問題になる可能性があります。

そのため、ハブベアリングの摩耗が進み、明らかなガタや回転不良がある場合は車検に通らない可能性があります。

逆に、わずかな走行音だけで一律に車検不合格になるわけではありません。

異音がある場合は車検直前まで放置せず、先に点検しておくと安心です。

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ハブベアリングはDIYで交換できる?

C-HRのハブベアリング交換をDIYで行うことは、基本的にはおすすめしません。

C-HRではハブベアリングASSYとして交換する箇所もあり、ブレーキ周辺の分解や固着したハブの取り外しなどが必要になる場合があります。

作業には、以下のような知識や設備が必要です。

  • 安全なジャッキアップ設備
  • ブレーキ周辺の分解知識
  • 適切な締め付けトルク管理
  • 固着した部品を外すための工具

取付不良は安全性に直結するため、作業経験がなければ認証整備工場やディーラーへ依頼する方が安心です。

ハブベアリング交換費用を抑える方法

費用を抑えたい場合は、純正品だけでなくNSKやJTEKTなどの社外ハブユニットも比較できます。

ただし、同じC-HRでも型式、年式、前後で適合が異なります。

安い製品を先に購入するのではなく、まず故障している箇所を特定してください。

そのうえでディーラーと民間整備工場から見積もりを取り、以下を比較すると分かりやすいです。

  • 純正部品の場合
  • 社外新品の場合
  • 部品代と工賃の総額

持ち込み交換を希望する場合は、購入前に店舗へ対応可能か確認してください。

C-HRのハブベアリングに関するよくある質問

「ゴー」という音がしたらハブベアリング?

可能性はありますが、断定できません。

タイヤの偏摩耗やロードノイズなどでも似た音が発生します。

リフトアップしてガタや回転時の音を確認してもらうのが確実です。

10万kmで交換した方がいい?

10万kmだから必ず交換する必要はありません。

異音やガタ、回転不良など現在の状態で判断してください。

片側だけ交換してもいい?

片側だけ交換できます。

反対側に異常がなければ、必ず左右同時交換する必要はありません。

ABS警告灯がついたらハブベアリング?

ハブや車輪速センサー周辺の異常が関係する場合はありますが、ABS警告灯の原因はほかにも多数あります。

診断機で故障コードを確認してください。

交換費用はいくら?

C-HRでは部品代と工賃を合わせ、片側3〜5万円前後を一つの目安として考えられます。

ただし、純正部品、型式、前後、固着の状態によって金額は大きく変わります。

まとめ|C-HRの「ゴー」という異音は早めに点検する

C-HRのハブベアリングが劣化すると、「ゴー」「ゴロゴロ」といった低い走行音が発生することがあります。

特に車速に合わせて音が大きくなる場合は、ハブベアリングやタイヤなど車輪周辺を確認した方がよいでしょう。

ただし、音だけでハブベアリング故障と断定することはできません。

また、「8万kmで寿命」「10万kmで必ず交換」という明確な交換距離もありません。

現在の異音、ガタ、振動、回転状態を確認して交換時期を判断してください。

交換費用はC-HRの場合、社外品を使用するなら片側3〜5万円前後が一つの目安ですが、純正部品や作業内容によってはそれ以上になる可能性があります。

左右同時交換も必須ではないため、まずどの車輪から異音が出ているのかを確認することが重要です。

ハブベアリングは走行装置の重要な部品です。

気になる異音が出始めたら長期間放置せず、ディーラーや認証整備工場で点検を受けてください。

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