「C-HRに自転車を積みたいけれど、どのサイクルキャリアを選べばいい?」
「リアに取り付けるタイプとルーフタイプなら、どちらが使いやすい?」
「E-BIKEやMTBも運べる?」
C-HRで自転車を運ぶ方法はいくつかありますが、すべてのサイクルキャリアがC-HRに取り付けられるわけではありません。
特に注意したいのが、リアハッチへベルトなどで固定する「リアマウント式」です。
TerzoではC-HRについて、リアハッチの強度を理由にリアサイクルキャリアEC16シリーズを取付不可としています。
そのため、C-HRで自転車を運ぶなら、
- ルーフ式
- ヒッチ式
- 車内積載
を中心に考えるのが分かりやすいです。
この記事では、C-HRで使えるサイクルキャリアの選び方と、ルーフ式・ヒッチ式・車内積載の違い、取り付け時の注意点を紹介します。
C-HRのサイクルキャリアは3つの方法から考える

C-HRで自転車を運ぶ方法は、大きく分けると3つあります。
| 積載方法 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ルーフ式 | 屋根に自転車を積載 | ロードバイク・クロスバイク |
| ヒッチ式 | 車両後部へ低い位置で積載 | MTB・E-BIKE・複数台 |
| 車内積載 | 後席を倒して車内へ積載 | 1台を安全に運びたい人 |
一般的な車ではリアハッチに直接取り付けるリアマウント式もあります。
しかし、C-HRの場合は製品ごとの車種適合を慎重に確認する必要があります。
C-HRにリアマウント式キャリアは取り付けできる?
元の記事ではC-HRにリアマウント式キャリアをおすすめしていますが、この部分は修正した方がよいです。
TerzoはC-HRについて、リアサイクルキャリア「EC16シリーズ」を取付不可としています。
理由はリアハッチの強度が弱いためです。
そのため、「C-HRなら汎用リアキャリアを付けられる」と考えて購入するのは避けた方がよいでしょう。
Sarisなど他メーカーのリアマウント式を検討する場合も、商品そのものがC-HRへ正式適合しているかをメーカーの最新適合情報で確認してください。
単にSUV対応、ハッチバック対応と書かれているだけでは、C-HRへ取り付けられるとは限りません。
C-HRならルーフ式が選びやすい
C-HRでサイクルキャリアを使用するなら、選択肢が多いのがルーフ式です。
ルーフ式では、まずC-HRに適合するベースキャリアを取り付け、その上にサイクルキャリアを装着します。
TerzoではC-HR向けとしてベースキャリアの適合情報が公開されています。
過去の公式適合情報では、
- ガソリン車
- ハイブリッド車
を含むNGX5#・ZYX1#へ適合するベースキャリアが案内されています。
TerzoのC-HR用ベースキャリアでは、積載重量の目安は30kgとされています。
ただし、製品の販売状況や適合情報は変更されることがあるため、購入時には最新の車種別適合表を確認してください。




INNOにもC-HR用ベースキャリアの設定がある
INNOにもC-HR専用の取付フックが設定されています。
C-HR用として「K493」という取付フックが販売されています。
ただし、ベースキャリアはフックだけでは完成しません。
ステー、バーなどを組み合わせる必要があります。
また、車種・年式によって適合する組み合わせが変わる可能性があるため、INNOの車種別適合検索を使って確認してください。
ルーフ式サイクルキャリアの候補
C-HRに適合するベースキャリアを装着すれば、そのバーに対応するサイクルキャリアを選べます。
ただし、「サイクルキャリアがC-HR専用品」という意味ではありません。
ベースキャリアとサイクルキャリアの両方の互換性を確認する必要があります。
INNO タイヤホールド2 INA389
現在のINNO公式資料では、タイヤホールド2はINA389です。
タイヤホールド2は、自転車のタイヤ部分を固定するタイプなので、フレームへの接触を避けたい場合に選択肢になります。
購入するときは、自転車のタイヤサイズや重量、使用するINNOベースキャリアへの適合を確認してください。
Thule ProRide
Thule ProRideは、現在も販売されているルーフマウント型サイクルキャリアです。
自転車を立てた状態でルーフへ積載するタイプで、最大積載重量は20kgです。
ロードバイクやクロスバイクなど、比較的軽量な自転車を運ぶときに使いやすいモデルです。
ただし、C-HRに直接取り付ける商品ではありません。
まずC-HRに適合するThuleのベースキャリアを選び、そのベースキャリアとProRideの互換性を確認してください。
Thule UpRide
カーボンフレームなど、フレームへの接触を避けたい場合はThule UpRideも選択肢です。
ホイール部分で自転車を固定するため、フレームをクランプしません。
高価なロードバイクやカーボンフレーム車を運ぶ場合に検討しやすいタイプです。
YAKIMAならHighRoadを確認
YAKIMAでは現在「HighRoad」というルーフマウント型サイクルキャリアが販売されています。
HighRoadはホイールを固定するタイプで、フレームに直接触れずに自転車を積載できます。
1台あたりの許容重量は45lbで、約20kgです。
YAKIMA製品を選ぶ場合も、C-HRのベースキャリアとの取り付け互換性を確認してください。
ルーフ式のメリット
ルーフ式の大きなメリットは、車両後部を通常どおり使用できることです。
自転車を積載していてもリアハッチを開けやすいため、荷室へアクセスできます。
また、ヒッチメンバーを取り付ける必要がありません。
ロードバイクを1台程度運ぶ用途なら、比較的シンプルな方法です。
ルーフ式のデメリット
注意したいのは高さです。
C-HRの屋根に自転車を載せるため、車両全高が大きく増えます。
立体駐車場、ショッピングセンターの駐車場、ガレージなどに入るときは特に注意してください。
自転車を載せたことを忘れて高さ制限のある場所へ進入すると、自転車だけでなく車両や施設を破損する可能性があります。
また、ルーフまで自転車を持ち上げる必要があります。
重量のあるMTBやE-BIKEでは積み下ろしが大変です。
C-HRならヒッチ式も選択肢
自転車の積み下ろしを楽にしたい場合は、ヒッチ式サイクルキャリアも候補になります。
車両後部にヒッチメンバーを取り付け、そのレシーバーなどへサイクルキャリアを装着します。
ルーフ式より積載位置が低いため、MTBや重量のある自転車を載せやすいのがメリットです。
特にE-BIKEを積載したい場合は、ヒッチ式の重量対応モデルが選びやすくなります。




C-HRのヒッチメンバー適合には注意
C-HRには社外ヒッチメンバーの設定があります。
サントレックスでは、C-HRのZYX10・NGX50への適合が確認できます。
ただし、前の記事でも触れたように、トヨタのC-HR取扱説明書ではトレーラーなどを牽引しないよう案内されています。
そのため、ヒッチメンバーを装着できることと、トレーラーを牽引できることは別と考えてください。
サイクルキャリア用途で使用する場合も、ヒッチメンバーの垂直荷重とサイクルキャリアの耐荷重を確認する必要があります。
ヒッチ式はE-BIKEに向いている
E-BIKEは20kgを超えるモデルも珍しくありません。
一方、一般的なルーフサイクルキャリアでは1台あたり20kg前後を上限としている製品があります。
Thuleの現行製品では、トウバーマウント型のThule Eposが1台あたり最大30kgに対応しています。
このように、重いE-BIKEではヒッチ・トウバーマウントタイプの方が対応しやすい傾向があります。
ただし、日本のC-HRへ実際に組み合わせられるかどうかは、ヒッチメンバーとキャリア双方の仕様を確認してください。
ヒッチ式のメリット
ヒッチ式のメリットは自転車の積載位置が低いことです。
ルーフまで自転車を持ち上げる必要がなく、積み下ろしが楽になります。
また、自転車を屋根に載せないため、車高が大きく増えません。
ロードバイクだけでなく、MTBやE-BIKEにも使いやすい方法です。
ヒッチ式のデメリット
最大のデメリットは初期費用です。
C-HRの場合はサイクルキャリアだけでなく、ヒッチメンバーも必要です。
ヒッチメンバー本体と取り付け工賃を合わせると10万円前後以上になるケースもあり、さらにサイクルキャリア代が必要です。
また、車両後方へキャリアと自転車が張り出すため、バックや駐車時にも注意が必要です。
車内に自転車を積む方法もある
自転車が1台なら、車内積載も検討できます。
リアシートを倒して自転車を積載すれば、外部キャリアを購入する必要がありません。
自転車を雨や盗難から守りやすいのもメリットです。
ここで元の記事にあるMINOURA VerGOシリーズの位置付けも修正します。
MINOURA VerGOはリアハッチの外側へ取り付けるリアマウント式ではありません。
車内へ自転車を固定して運ぶためのキャリアです。
車内スペースを確保できる場合は、ロードバイクなどを安定して固定する方法として検討できます。
C-HRでは車内積載も相性がいい
C-HRは後席を倒して荷室を拡大できます。
前輪を外せるロードバイクなどであれば、車内へ積載できる可能性があります。
ただし、自転車のサイズによってはC-HRの荷室に収まらない場合があります。
購入前に、
- 自転車の全長
- ハンドル幅
- サドル高
- 前輪を外した状態のサイズ
を確認してください。
車内に積む場合も、自転車を固定せずに置くだけでは危険です。
急ブレーキ時などに自転車が動かないよう、専用キャリアや固定ベルトを使用してください。
C-HRではどのタイプがおすすめ?
C-HRでどの方法を選ぶかは、自転車の種類によって変わります。
| 使用状況 | 選びやすい方法 |
|---|---|
| ロードバイク1台 | ルーフ式・車内 |
| クロスバイク | ルーフ式 |
| MTB | ヒッチ式・ルーフ式 |
| E-BIKE | 耐荷重対応のヒッチ式 |
| 高価なカーボンバイク | ホイール固定式ルーフ・車内 |
| たまに1台だけ運ぶ | 車内積載 |
| 頻繁に自転車を運ぶ | ルーフ式・ヒッチ式 |
特にC-HRでは、リアハッチへ直接固定するタイプを安易に選ばないことがポイントです。
サイクルキャリアの耐荷重を確認する
キャリアを選ぶときは「何台載るか」だけでなく、重量を確認してください。
例えば3台積みと書かれていても、「どんな自転車でも3台載せられる」という意味ではありません。
ロードバイクが1台8〜10kg程度なのに対し、E-BIKEは20〜30kgになる場合があります。
キャリアの1台あたり最大重量と総積載重量の両方を確認してください。
また、ルーフ式ではベースキャリア側の最大積載重量も超えないようにする必要があります。
自転車を積んだときの高さに注意
ルーフ式で最も注意したいのが全高です。
C-HRの車高は約1.55〜1.57mですが、その上にベースキャリア、自転車を載せると2mを大きく超える可能性があります。
特に立体駐車場では、「2.0m」「2.1m」などの高さ制限があります。
自転車を積載しているときは、普段通れる場所でも入れなくなる可能性があります。
運転席から見えにくいため、自転車を載せたことを忘れないように注意してください。
自転車のはみ出しにも注意
リア側へ自転車を積載する場合は、車体からのはみ出しにも注意が必要です。
道路交通法の積載制限は2022年に見直され、積載物の長さは自動車の長さにその10分の2を加えた範囲、幅についても自動車の幅にその10分の2を加えた範囲が基本となっています。
左右への積み方にも制限があります。
ただし、サイクルキャリア本体と積載物の扱いや、具体的なはみ出し方によって判断が変わる場合があります。
車幅の大きいMTBなどをリアへ横向きに積載するときは、特に確認してください。
ナンバープレートやランプを隠さない
リアキャリアやヒッチ式サイクルキャリアでは、
- ナンバープレート
- テールランプ
- ウインカー
- ブレーキランプ
- 反射器
などを自転車で隠してしまう可能性があります。
ナンバーや灯火類の視認性を妨げる状態で走行しないようにしてください。
製品によっては灯火類やナンバー表示を備えたキャリアもあります。
特に複数台積載では、自転車同士が重なってランプを隠していないか出発前に確認してください。
高速道路では固定状態を再確認する
高速道路を走る場合は、一般道以上に風圧がかかります。
出発前に、
- キャリア本体の固定
- 自転車の固定
- ホイールストラップ
- ボルトやノブの締め付け
を確認してください。
長距離走行では、休憩時にも緩みがないか確認すると安心です。
また、キャリアメーカーが指定する最高速度がある場合は、その指示を守ってください。
自転車の盗難対策も必要
サイクルキャリアへ積載している自転車は、車から離れたときの盗難対策も必要です。
キャリアにロック機能があっても、自転車を長時間放置する場合は注意してください。
高価なロードバイクやE-BIKEの場合は、
- キャリア付属ロック
- ワイヤーロック
- U字ロック
などを組み合わせる方法もあります。
長時間車から離れる場合は、可能なら自転車を車内や安全な場所へ移動する方が安心です。
サイクルキャリアを付けたまま車検は通る?
ルーフキャリアについて、INNOでは取り付けたまま検査を受けられると案内しています。
ただし、検査官から指示があった場合は従う必要があります。
一方、ヒッチ式やリア側へ張り出すキャリアは、製品の構造や取り付け方によって扱いが異なる可能性があります。
車検時に心配な場合は、事前に検査を受ける店舗へ確認してください。
C-HRのサイクルキャリアに関するよくある質問




C-HRにリアマウント式サイクルキャリアは付けられる?
製品ごとの確認が必要です。
少なくともTerzoでは、C-HRについてリアハッチの強度を理由にEC16シリーズを取付不可としています。
汎用品を自己判断で取り付けるのは避け、メーカーの車種適合を確認してください。
C-HRにルーフキャリアは後付けできる?
できます。
TerzoやINNOなどでC-HR用ベースキャリアの適合設定があります。
年式・型式に合ったベースキャリアを選んでください。
E-BIKEも載せられる?
対応するキャリアなら可能です。
ただし、E-BIKEは重量が大きいため、一般的なルーフキャリアでは重量オーバーになる場合があります。
1台30kg程度に対応するヒッチ式キャリアなどを検討すると選びやすくなります。
リアハッチを開けたまま走行できる?
リアハッチを開けたまま走行することを前提にサイクルキャリアを使用するのは避けてください。
また、リアマウント式やヒッチ式では、キャリアや自転車を装着した状態でリアハッチを開けられるかは製品によって異なります。
チルト機構などがある製品は、メーカーの操作方法に従ってください。
ルーフ式なら何台載せられる?
自転車の重量、ベースキャリアの最大積載重量、サイクルキャリアの幅によって変わります。
Terzoが公表したC-HR用ベースキャリアでは積載重量の目安は30kgです。
ロードバイク2台だから必ず載せられるとは限らないため、キャリア本体を含めた総重量を確認してください。
ルーフ式とヒッチ式ならどちらがいい?
ロードバイク1台程度なら、比較的導入しやすいルーフ式が候補です。
MTBやE-BIKEなど重量のある自転車を頻繁に運ぶ場合は、積み下ろししやすいヒッチ式が便利です。
ヒッチ式は初期費用が高くなるため、使用頻度も含めて判断してください。
まとめ|C-HRはルーフ式・ヒッチ式・車内積載から選ぶ
C-HRで自転車を運ぶ方法を考えるなら、ルーフ式・ヒッチ式・車内積載の3つを中心に比較するのがおすすめです。
元の記事ではリアマウント式をC-HR向けとして複数紹介していましたが、TerzoではC-HRのリアハッチ強度を理由にEC16シリーズを取付不可としています。
そのため、リアハッチへ直接固定するタイプは、メーカーがC-HRへの適合を明示している製品以外は避けた方がよいでしょう。
比較的導入しやすいのはルーフ式です。
C-HRにはTerzoやINNOのベースキャリア設定があり、Thule ProRideやINNOタイヤホールド2など、用途に合わせたサイクルキャリアを組み合わせられます。
一方、重量のあるMTBやE-BIKEを頻繁に運ぶなら、低い位置で積み下ろしできるヒッチ式も候補です。
また、ロードバイク1台程度なら、MINOURA VerGOシリーズなどを利用した車内積載も検討できます。
まず、「何台運ぶのか」「自転車1台の重量は何kgか」「どのくらいの頻度で使うのか」を確認し、自分の使い方に合った方法を選んでください。
購入時には、C-HRの年式・型式だけでなく、ベースキャリア、サイクルキャリア、自転車それぞれの適合と耐荷重を確認することが重要です。
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